カルチョポリ(カルチョ・スキャンダル)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A7%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AB
スカパーも軽率なマネをしたものだ。このDVDは2007年にスカパーで放映された『中村俊輔祭りスペシャル セリエAベストゲーム!』を録画したものだ。中村俊輔が2005年初ゴールを決めた試合ということでベストゲームとして取り上げられたわけだが、カルチョポリが発覚した2006年以後に企画されたことを考えると無神経なチョイスに思える。
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レッジーナ
ボナッツォーリ
コルッチ 中村
バレストリ メスト
テデスコ モザルト
フランチェスキーニ カンナルサ
デ・ローザ
パバリーニ
攻撃はすこぶる低調だった。前線へのロングボールの放り込み一本。1トップの長身FWボナッツォーリの落としを拾い、コルッチなどが個人技と即興的なコンビネーションでゴールを目指すというアバウトな攻めが目立った。サイドからの崩しはほとんど機能していなかった。メストとバレストリの両翼は、ドリブルで突破する力はあってもクロスの精度はなく、ボナッツォーリの高さを活かせない。現在ジェノアで活躍中のメストもこの頃は、クロスが下手糞だった。
中盤の守備は不安定だった。ボランチのテデスコ、モザルトのコンビが攻撃的すぎたためである。デ・ローザを中心とする3バックが踏ん張り、パレルモの攻撃を無失点に抑えることが出来たが、どうにも危なっかしい。このダブルボランチは、肝心のオフェンスでも貢献度が高くなかった。テデスコはパスセンスがあり、モザルトもゲームメーカーとしてまずまずの能力を備えていた。しかし、前線にパスを引き出すプレーを得意とする選手がいないうえ、サイドへいくらボールを散らしても肝心のクロスがあさっての方向に蹴り飛ばされるのでは持ち味を活かせなくても仕方がない。これならばフィジカルのあるバレデスをスタメンに固定した方が良い結果を残せただろう。
パレルモ
トニ
サンターナ プリエンツァ ライモンディ
モトーネ バローネ
アリアッティ ザッカルド
テルリッツィ バルザーリ
ガルダルベン
こちらはレッジーナ以上にパッとしない攻めを見せていた。主力4人が欠場していたことから、仕方のない面もあったが、組織的な崩しのメカニズムは見られず、レッジーナと同じくトニへロングボールを蹴り込むばかりだった。特にライモンディのプレーがひどく、右サイドアタックは完全に死んでいた。
守備組織の整備に定評のあるグイドリン監督が指揮するチームだけあってプレッシングは機能していたが、最終ラインに不備があった。4バックのうち2人が控え選手ということもあり、最後までバランスが悪かった。
今回の記事の核心ともいえる審判のジャッジについてだが、レッジーナのGKがペナルティエリア外でボールに触ったのを見逃したこと以外は、おおむね妥当なものだった。ホームチームがリードしているにもかかわらず、ロスタイムを4分取るなど、とても八百長の片棒を担いでいるようには見えない。選手の動きも終始空気だったライモンディを除いて不審な点は見られなかった。ライモンディは翌シーズンにセリエBのクラブに放出されたことから考えても単純に能力不足のようだ。この試合を観て八百長だと見抜くのはまず無理だろう。試合そのものではなく、パレルモのレギュラーの半数が欠場したこと自体が八百長のネタだったのかもしれない。
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