2009年06月11日

【日本代表】最低のパフォーマンスを見せたダブルボランチとその原因

カタール戦の日本代表を観ていて、ふとルグエン監督時代のリヨンを思い出した。

04−05シーズン当時のリヨンは、格下相手の試合では基本フォーメーションの4−3−3ではなく4−2−4を使用していた。

前線のアタッカー4人には守備の役割を免除し、その代わりダブルボランチにはディフェンス能力の高い選手を起用し、攻守のバランスを取っていた。

ただし日本代表とリヨンには決定的な違いがあった。

日本代表では前線の4人だけでなくボランチまで好き勝手に攻め上がっていたのだ。


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この試合で日本代表は、左サイドをいくども切り崩されていた。

中盤の左サイドの守備を担当していたのは、シャドーストライカーの岡崎だ。

岡崎は、左サイドのスペースへ流れがちな玉田に代わり、ゴール前へ飛び出すことが多く、本来のポジションをたびたび離れていた。

この玉田と岡崎のポジションチェンジは、攻撃面だけを考えれば悪くはなかった。

先制のオウンゴールを誘ったのもカウンターからゴール前に飛び込んだ岡崎のプレーによるものだった。

けれどもポジションチェンジ後の左サイドの守備を誰が担当するかが曖昧で、オマーンの速攻に左サイドを何度も切り裂かれた。

これがリヨンのようにダブルボランチが守備に専念し、サイドのカバーに人員を割けたなら、特に問題は起きなかっただろう。

しかし、日本代表では3列目の選手にも前線に攻め上がる自由が与えられており、守備に残っていたボランチ(主に橋本)が、ひとりで中央と左サイドのスペースをケアしなくてはならないシーンが繰り返し見られた。


橋本と阿部には酷な任務であった。

フリーで攻め上がってくる敵をほうってはおけないので、左のスペースまでカバーに行くが、へたにリトリートしては、空けた中央のスペースをやられてしまう。

そうなると強引にでもボールを奪いに行くしか選択肢がなかった。

けれどもそんな無茶が何度もうまくいくはずはない。

無理に寄せたところを交わされ、さらなるピンチを招いていた。

後半、玉田と岡崎が2トップを組み、中村憲が左サイドに入ることでようやく修正された。


この一事でもわかるとおり、日本代表には基本的な攻守の約束事さえ存在していない、非常に無秩序なチームだ。

プレッシング・サッカーを志向している割には、ボールの奪いどころが決まっておらず、チームはいつも縦に間延びしている。

最終ラインからショートパスを繋いでじっくりと攻撃を組み立てるのか、それとも中盤を飛ばして前線にロングボールを放り込むのか、それさえもチームでの意思統一が図られていないようだ。

このまま続けても改善される見込みはないだろう。

岡田監督にはそろそろ辞任してもらった方がよいのではなかろうか。


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posted by hume at 22:52| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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