セルティックが66−67シーズンに欧州チャンピオンズカップを優勝した際の中心選手だった。
セルティック・サポーターによるオンライン投票でも「セルティックで史上最も偉大な選手」に選ばれている。
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身長158センチと小柄で、飛び跳ねるようにDFを交わしていたことから「セルティックのノミ」と呼ばれていた。
ご覧のとおり、とにかく機動力がずば抜けている。
ジョンストンが小刻みに方向転換するとディフェンダーは、誰ひとりその動きについていけなかった。
敏捷性と体のバネで活かし、自分からアグレッシブに仕掛け、1対1では常に先手先手を打つタイプのドリブラーだった。
テクニックはたいしたものではなかったが、スピードに差があり過ぎるため、細かなステップやボディフェイクで簡単に相手の逆を取ることができた。
余談だが、田中も大久保も、ジョンストンほどのスピードがあったならば、現在のようなリアクション・スタイルのドリブラーとはなっていなかっただろう。
同じ英国人でもイングランド人とは異なり、右ウインガーの割にはクロスがあまり得意ではなかったようだ。
右利きだが左足の強力なシュートも備えており、サイドから中へ切り込み、パスやシュートを放つプレーが持ち味だった。
パスサッカーで世に鳴るスコットランド人らしいプレースタイルである。
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